一人旅まとめ:本部の宿「旅人の宿」
当初は伊江島の素泊まり宿を予約していたのだが、後で大勢の予約が入ったからキャンセルして欲しいと、常識では考えられないような扱いを受け、先約をごり押しして宿泊しても嫌な思い出が増えそうに思え、一週間前に急遽予約したのが今回の宿。
そのタイミングでは、伊江島での他の宿泊施設の予約は満室で困難でした。
「旅人(たびんちゅ)の宿」は、建物の1階で「味処十兵衛」という料理屋さんのオーナーが、同じ建物の3階に、二部屋の客室を設けて宿を営む形態です。2階はオーナーのご家族の住居。
部屋は住み着きたくなりそうな、上質のコンドミニアムタイプで2DK。洋室のベッドルーム、和室、リビングダイニング。
テレビ・冷蔵庫は勿論、専用の電子レンジ・洗濯機・ガス式乾燥機が装備で、バスルームとトイレは完全に別の場所にある。
ユニット式だが広めのバスルームで、拘りのシャワーヘッドでかなり気持ちが良いシャワーが浴びられる。トイレはキッチリ洗浄便座。
1階の十兵衛に夕食に行くと、あれこれとお勧めメニューで料理が出て来るので、食の細い人はハッキリ伝えた方が良い。
宿のオーナーで、店のご主人も沖縄定番の「カメカメ攻撃」を仕掛けて来るサービス精神旺盛の性格らしい。酔いが回ってキチンと判らないが、価格はちょっと高めの居酒屋の感じ。
二回めの夕食も「カメカメ攻撃」を受けそうだったので、少し食べたら民謡ライブの店に行きたいと紹介を頼むと、一緒に行こうと他の常連さんも巻き込んで繰り出すことになってしまった。
その常連さんも、成り行きを楽しんでた感じではあった。やっぱりサービス精神旺盛。
ご主人と打ち解けると翌朝の朝食に誘ってくれて、ゆしどうふをご馳走になったうえに、名護漁協同行にも誘ってくれて、セリを見学させてもらった。
とにかく、客の喜ぶ顔が好物って感じなので、淡白に宿泊したい人には向かないかも知れないが、ついついご主人のペースにハマってします可能性あり。